リソラ営業の「白澤」です。今回の街ナビは「白澤散歩〜池の調査編〜」。
小説“火垂るの墓”の舞台となっている、西宮市満池谷(まんちだに)の「ニテコ池」をご紹介します。
ニテコ池のいわれは非常に古く、室町時代にまでさかのぼるそうです。当時西宮戎神社の大練堀をつくる為の土がこのニテコ池付近で採取されたそうで、その土を戎神社まで人足たちが「ネッテコイ、ネッテコイ(練って取って来い)」と掛け声をかけながら運んだのがきっかけで、「ニテコ池」と呼ばれるようになったそうです。
ニテコ池は本当によく手入れが行き届いた3つの池から成ります。まるで庭園を思い起こさせるほどの美しさですが、池だけでなく、背景となる松下幸之助氏の別邸をはじめ、豪華な邸宅が並ぶ南郷山一体の新緑の緑、池を取り巻く松並木、西宮のシンボルである「甲山」などが見事な景観美を演出しています。
また、美しい「ニテコ池」には「ヌートリア」が住み着いているようで、どんな様子かとざっと見渡したのですが、残念ながら見当たりませんでした。代わりに“ヌートリアにエサをあげないで”の掲示板がありました。
ちなみに、ニテコ池は桜の名所としても有名です。春の満池谷の桜は、以前にリポートさせていただきました「夙川公園」と共に、阪神間では随一の桜の名所となります。大正12年、ここに貯水場が出来たとき、満池谷周辺が桜の名所になるようにと計画されたおかげで、今では「西宮市民」で知らない人はいない程の桜の名所に。貯水池「ニテコ池畔」をはじめ、公園墓地をも埋め尽くす満池谷の桜は、本当にあでやかで綺麗です。今は青々とした緑が印象的なので、また、春が楽しみです。
さらに、貯水池にある建物は「経済産業省」の「近代化産業遺産」に指定されているそうですよ〜。
「満池谷墓地~経営の神様「松下幸之助邸」」の周辺を散策し、ニテコ池を一周すると約30分の散歩コースである事が判明。軽いウォーキングにはちょうどいいですね。時間がない時にオススメのコースです。今の季節でしたら少しの時間でも充分に汗をかきますので、ウォーキングの後には美味しいビールがいただけると思います。飲みすぎに注意ですね!(笑)ちなみに、ビールだけでは熱中症は防げませんので(笑)、帽子をかぶる、ポカリス○ットなどの水分を補給するなどの対策をお忘れなく。。
西宮市民の為の大切な貯水池である上にこの美しさ。水道局の方々に本当に感謝ですね!
「ニテコ池」の美しさは、西宮市水道局の方々によって守られています。
「リソラ」営業スタッフ 白澤
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