今回は、だいぶ寒くなってきましたので西宮市今津にある「えびすの湯 一休」をご紹介。
個人的にはサウナがお勧めですが「一休」には高濃度炭酸泉がございますので今回は炭酸泉についてご紹介します。
皆さん、炭酸泉をご存知ですか?
「炭酸泉」とは、水に二酸化炭素が溶け込んだお湯のことで、わかりやすく言うと “ラムネのお風呂”!入浴すると細かな泡が付着し、まるでラムネやシャンパンの中に入っているように感じられます。
日本の温泉法では、湯煎1リットルに炭酸ガスが0.25g以上(250ppm)溶けたものが「炭酸泉」と定義されており、その中でも、1000ppm以上のものを「高濃度炭酸泉」と言います。炭酸泉は、濃度が高ければ高いほどその効果を発揮すると言われています。
炭酸泉は、他の温泉には無い独自で明確な作用があることから、医療等にも活用されています。5分間の入浴で、血流量が7倍になるとも言われているくらい血流が多くなり、血行を促進してくれます。
血管を拡張させ、血液循環をよくすることで、心臓の負担の軽減・血圧降下などの効果や、心臓病や動脈硬化、高血圧などの治療にも使用されています。
また、傷やケガの治療にも効果があるそうで、高濃度の炭酸泉に傷のある部分を浸けておくことで血流が改善し、新陳代謝が促進され、炭酸の抗炎症作用によっても症状改善が期待されるそうです。
さらに、自律神経にも作用します。痛みや刺激に関する交感神経の活動を抑制するため、神経痛などの痛みの緩和にも活用されているそうです。
こうした効果は医療の世界だけでなく、スポーツの分野でも注目を集め、数多くの施設で「人工炭酸泉」が導入されています。
本来は毎日でも入りたい炭酸泉のお風呂ですが、なかなか自宅では本来の炭酸泉を楽しむことはできません。
…が!「セセラの家 甲子園七番町Ⅲ」から「一休」までは、徒歩約22分・お車だと約8分。
週に5回は楽しめそうです。
〜車から見るとこんな感じです。この看板が目印!〜
家までの帰り道にちょこっと立ち寄れる距離が嬉しいですね。秋の散歩にもぴったり。これから、寒い日が続きますので、縮こまりがちな血管を広げて健康な暮らしを…。