「芦屋温泉」がお気に入りの僕が、これからの季節におすすめな芦屋情報をお届けします。
芦屋市伊勢町は、阪神「芦屋」駅から南東に徒歩約13〜14分に位置する街ですが、
一戸建てやマンションが混在する街で、
南側には「芦屋市立美術館」「芦屋市立図書館」「谷崎潤一郎記念館」などがあり“文化ゾーン”と呼ばれています。
おおむね区画の整った街並みで、石畳の道路など雰囲気のある落ち着いた街です。
伊勢町の西側には「芦屋川」が流れており、「芦屋公園」が整備され、
子育て世代にはとても嬉しい立地です。
南側に歩いて行くと「谷崎潤一郎記念館」「芦屋市立美術館」「芦屋市立図書館」が併設してあります。
この辺りはとても閑静で雰囲気があり、時間がゆっくり流れているように感じます。
「谷崎潤一郎記念館」
谷崎潤一郎は東京生まれですが、関東大震災の後「芦屋」に移り住み、その後関西にも移り住み「細雪」などの作品を執筆しました。芦屋には3年ほど住んでおりこの記念館は人と作品について知ることができます。この記念館は谷崎潤一郎関連の資料展示以外にも、座机・硯箱などを置き、谷崎潤一郎が執筆していた空間(四畳半の書斎)を実際に復元してあることが印象に残ります。また、記念館内にある庭園は、京都で住んでいた当時の住居、せんかん亭の庭(「せんかん」とは:水の流れる様子や音のこと)を模して作られたそうです。小さい庭ですが、復元された書斎からも庭が見え、水の流れる様子、音を感じられるポイントがありますので、記念館内の展示品だけではなく庭園側の散策がオススメです。
「芦屋市立美術館」
館内は芦屋カメラクラブの写真家など、芦屋ゆかりの芸術家たちの作品が多く展示されています。館外の前庭には巨石のオブジェが飾られており、一隅に「小出楢重」のアトリエが復元され、常設公開されています。美術館の敷地内、庭の片隅にあるミュージアムカフェ「カフェ・ド・ルポ」は小出楢重アトリエに直結しており、美術館入館者以外でも利用できます。美術鑑賞後の余韻に浸りながらゆったりと過ごせる空間です。
「芦屋市立図書館」
こちらは風情ある街並みに佇む図書館で、約38万冊の蔵書に加え、個人から寄贈された約2千冊の貴重な資料も保管されています。昭和43年から続く「こどもお話の会」をはじめ、小さな子どもでも楽しめるイベントや金曜シネサロンなども実施されています。
「芸術の秋」に街を散策されてみてはいかがでしょうか?
また、伊勢町の東側には「芦屋温泉」「木口記念館」が併設されており、
そこから少し北に歩くと国道43号線沿いに
「あおやま菓匠」の「あしや最中」という大きな看板が目に入ります。
僕の一番のオススメは「芦屋温泉」!!
芦屋の天然温泉として平成6年に完工し、源泉掛け流し45℃という熱めのお風呂が魅力の一つ。加水・加温なしで良質なお湯を体感できるのは開業当初から今も変わらず。住宅街の憩いの場となっています。先般2017年6月14日放送の「今ちゃんの実は・・・」でも紹介されました。利用料380円で、本物のかけながし温泉が味わえるというオススメスポットです。
「木口記念館」
芦屋温泉に併設されており、やさしく明るく住みやすい地域社会の創造に資する事を目的に地域のボランティア団体や、福祉活動団体に対して活動の場を提供しています。また障がい者の方などの、地域生活を支援する様々なボランティア活動及び福祉活動に対しては、先行予約や利用料金の減免をするなど、優先して会議室やホール等を貸し出しているそうです。
「あおやま菓匠」の「あしや最中」
「季節に寄り添い、芦屋を愛する心があおやま菓匠独自の銘菓を生み出す」をモットーにした和菓子は、地元の方々に親しまれているだけでなく、遠方からもはるばるお客様がお越しになられているようです。特に、名物「あしや最中」はもち米の甘さを引き出すよう香ばしく焼き上げた、藁の屋をかたどった皮の中に、栗入り大納言粒餡をたっぷりと詰め込んであります。こちらの最中、人気NO.1商品だそうです。
(↑画像:あしや最中HPより引用)
「芸術の秋」「食欲の秋」を満喫しに芦屋を訪れてみてはいかがでしょうか?